吹き抜けを採用した建築家の施工事例

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施工事例

昼間の明るさをどう担保するのか、回りの建物の高さや方角によっても考えることは様々です。
プライバシーの問題と採光の問題は切っても切り離せませんが、ここでは建築家による光の取り入れ方を見てみましょう。

目次

建築家のアプローチ

この家の建築家

佐藤剛さん
佐藤 剛 / Go Sato

A-SA工房は、いまだ武蔵野の面影を残す国分寺の東京工房と、三春滝桜近くの福島工房を拠点に設計をしています。
打ち合わせでは、ご家族のこれまでの想い出や、これから思い描く事をお聞かせ下さい。

所属 一級建築士事務所A-SA工房
経歴 2000年 明治大学理工学部建築学科 卒業
2002年 明治大学大学院理工学研究科建築学専攻 博士前期課程 修了
2002年 きき一級建築士事務所(現 NIIZEKI STUDIO)入所
2003年 一級建築士事務所A-SA工房 入所
得意な
テイスト
#素材感を生かしたデザイン #木材 #石材 #コンクリート #左官 #金属

建築家のアイデア

吹き抜けを利用した空間設計

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「吹き抜け」も注文住宅では人気の要望のひとつですが、この施工事例では採光以上の効果をもたらしています。

三方を建物に囲まれ、奥のキッチンまで明るく照らすためにダイニング上部を吹き抜けとしたこのお家。
LDKが明るくなることはもちろんですが、2階の吹き抜けを挟んだ両側が個室になっており、お互いのプライベートを守る役割も果たしています。

吹き抜けは1階と2階を縦につなぐ役割を持ちますが、このように横の空間を離すことにも使えるのです。

そのほかにも、寝室ではメインとなる窓以外にもロフト部分に横長の採光窓を取ることによって、斜めの屋根からやわらかく反射した光を落とす工夫がなされています。

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ダイニングとキッチンを両側から照らす

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こちらも住宅地で三方を囲まれている立地で、1階奥のダイニングスペースとキッチンまでどう光を届けるかが鍵となりました。

道路に面した中庭とリビング部分は吹き抜けとした上で、ダイニング側の壁とキッチン側の壁にそれぞれ採光用の横長窓を取り付け、光量を担保しています。

また、吹き抜けは正面だけでなく側面の大きな窓からも光を取り入れることで、家全体を明るくしています。

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クレアホームより

吹き抜けの大きさや壁の使い方も様々

大きな吹き抜けはその贅沢な空間が見どころですが、玄関ホールや階段部分に小さな吹き抜けを設けるだけでも、効果的に光を届けたり、家族の繋がりを感じさせることができたりします。

また、吹き抜けによって生まれる余白の空間を塗り壁で仕上げることで、ただの壁面ではなく美しい風合いのギャラリーとなりますので、ぜひ体感いただきたいポイントです。

編集チームより

屋根の角度や窓の配置など、光の反射を緻密に計算することで、より効果的に光を取り込む工夫や、逆に採光としての役割だけではなく、空間をどう繋げてどう仕切るかという使い方が勉強になりました。

また、階層がつながることで熱交換や換気も難しくなるため、住宅の基本機能も試されます。
建築家の設計スキルと、その意図を実現できるだけの性能や施工技術が組み合わさってはじめて効果的な吹き抜け空間が実現するのです。

クレアホームでは、ほかにも数多くの吹き抜けデザインを設計・施工しているので、建築家の話を聞いてみたい、住宅性能も妥協したくない方は一度相談してみてもよいでしょう。

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※1 2020~2023年度。
参照元:ハウズ公式サイトhttps://www.houzz.jp/pro/creahome2800
※2 2012年度 新築部門 東京エリア。
参照元:リクシル公式サイト(PDF)https://newsrelease.lixil.co.jp/user_images/2012/pdf/nr1108_02.pdf
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