フルオーダーとセミオーダーの違い

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本ページでは、オーダーメイド住宅の定義とその種類について詳しく説明します。
また、セミオーダーとフルオーダーそれぞれの特徴や具体的な違い、オーダーメイド住宅を建てる際の費用相場も紹介していきます。

オーダーメイド住宅とは?

オーダーメイド住宅とは、施主の希望やライフスタイルに合わせて一から設計される住宅を指します。

このカテゴリーは、大きく分けてフルオーダー住宅とセミオーダー住宅の二種類に分類されます。

フルオーダー住宅は施主の要望に応じた完全なカスタマイズが可能であり、セミオーダー住宅は基本プランを基に一部をカスタマイズできる形式です。

フルオーダー

フルオーダー住宅は、施主の理想を細部まで形にすることができる完全自由設計が特徴です。

間取りや外観デザイン、内装、設備など、すべてを一から決めることが可能であり、土地の形状や環境に最適化した設計が実現できます。

特に、施主が強いこだわりを持つ場合や、特殊な土地条件に対応する必要がある場合に適しています。

フルオーダーのメリット

フルオーダーのメリットとしては、施主の理想を完全に反映させた設計が可能であり、狭小地や変形地、高低差のある土地など、通常の住宅では対応しにくい特殊な条件にも柔軟に対応できる点が挙げられます。

また、高品質な素材や最新の設備を取り入れることで、満足度の高い住まいを実現することができるでしょう。

フルオーダーのデメリット

一方で、フルオーダーのデメリットとしては、設計から施工までに通常よりも長い期間が必要となることが挙げられます。

一般的には設計から完成までに12~18ヶ月程度を見込む必要があります。

また、自由度が高いため設計費用や施工費用が高額になりやすく、総費用が2,250万円~2,700万円(30坪の場合)と高額になる傾向があります。

さらに、施主が多くの決定事項を担当するため、選択や判断に多くの時間と労力を費やす必要があるでしょう。

セミオーダー

セミオーダー住宅は、あらかじめ用意された基本プランを基に、間取りや内装、設備を施主の好みに応じてカスタマイズできる形式です。

フルオーダーに比べて設計プロセスが簡略化されており、比較的短期間で建築が完了するため、コストも抑えられるのが特徴です。

セミオーダーのメリット

セミオーダーのメリットとしては、標準仕様を基に変更を加えることで設計プロセスが効率化され、通常6~12ヶ月で完成する点が挙げられます。

また、基本プランからのカスタマイズにより、費用を抑えつつも施主の個性やこだわりを反映させることが可能です。

さらに、既存のプランがあるため、完成後のイメージが具体的に描きやすく、安心して建築を進めることができます。

セミオーダーのデメリット

一方で、セミオーダーのデメリットとしては、フルオーダーに比べて設計の自由度が制限されるため、細部までのこだわりを実現しにくい場合があります。

標準プランに基づくため、特殊な土地条件や個別の要望に対する対応が難しいこともあります。

また、使用する素材や設備が予め決められていることが多く、選択肢が限られる場合があります。

オーダーメイド住宅を建てるときの費用相場

オーダーメイド住宅の費用は、選択する住宅形式によって大きく異なります。フルオーダーとセミオーダーでは、坪単価や総費用に大きな差が生じます。

例えば、フルオーダー住宅の場合、坪単価は約75万円~90万円となり、30坪の住宅では総費用が約2,250万円~2,700万円に達することがあります。

これは、自由設計のために専門的な設計や高度な施工が必要となり、建材や設備の選択によってさらに費用が増加する可能性があるためです。

一方、セミオーダー住宅では坪単価が約50万円~80万円となり、同じく30坪の住宅であれば総費用は約1,500万円~2,400万円となります。

基本プランが用意されているため、設計費用が抑えられ、コストパフォーマンスに優れています。

また、一部の仕様変更を行うことで、自分らしい住まいを予算内で実現することが可能です。

さらに、地域によっても費用は大きく異なります。都市部では土地費用や労務費が高くなる傾向があり、地方では比較的低価格で建築できる場合が多いです。

また、地域ごとの建築基準や気候条件により、必要な設備や建材が異なるため、総費用にも影響を与えます。

オーダーメイド住宅を建てるときの注意点

オーダーメイド住宅を成功させるためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。これらの注意点を理解し、計画段階から施工完了までを丁寧に進めることで、理想的な住まいを実現することができます。

予算管理

まず、予算管理が非常に重要です。希望する仕様や設備を詰め込みすぎると、予算を超過する可能性があります。

そこで、全体予算をあらかじめ設定し、設計費用、施工費用、建材費用、予備費用を含めて計画的に管理することが必要です。

GoogleスプレッドシートやExcelや専用の予算管理ソフトを活用し、詳細な費用項目ごとに予算を設定・管理するといいでしょう。

また、設計段階、施工段階、仕上げ段階など、各段階ごとに予算の見直しを行い、必要に応じて調整することが重要です。

土地選び

次に、土地選びも重要な要素です。

土地の形状や地盤の状態、法的規制(建ぺい率や高さ制限など)を十分に確認することが求められます。

特に、地盤調査を行い、地盤の強度や安定性を確認することが不可欠です。

必要に応じて地盤改良を検討し、追加の費用と時間が発生する可能性を考慮する必要があります。

また、不動産業者や土地コンサルタントの助言を受け、適切な土地を選定することも大切です。現地調査を実施し、周辺環境や日照条件、交通アクセスなどを確認することで、より適切な土地選びが可能となります。

設計の自由度と制約

フルオーダー住宅では設計の自由度が非常に高い一方で、建築基準法や構造的な制約が伴います。

専門家との相談を通じて、現実的かつ理想に近い設計を目指すことが重要です。また、近隣環境や採光、通風などの条件を事前に考慮し、快適な住環境を実現する計画を建てることも必要です。

3Dモデルやシミュレーションツールを活用し、設計段階での検討を行うことで、完成後のイメージを具体化することができます。

施工会社の選定

信頼できる施工会社を選ぶことも、オーダーメイド住宅の成功に欠かせません。

複数の業者から見積もりを取得し、価格だけでなく実績や評判、アフターサービス内容も比較検討することが重要です。

施工会社の過去の実績や口コミ、評価を確認し、信頼性を判断します。また、施工後のメンテナンスや保証内容を確認し、長期的なサポートが受けられるかどうかも確認する必要があります。

現場見学を実施し、施工の品質や作業の進め方を確認することで、安心して任せられる施工会社を選定することができます。

ライフプランを見越した設計

住宅は長期間にわたって使用するものですので、将来のリフォームや増改築に対応できる設計を考慮することも重要です。

家族構成やライフスタイルが変化する可能性を見越し、柔軟な間取り変更が可能な構造や、子ども部屋を分割できる設計などを採用することで、長期的な使い勝手を向上させることができます。

モジュール式の設計や配管・配線の配慮を行うことで、将来的な設備追加や変更が容易になります。

完成イメージの共有

最後に、完成イメージを共有するための具体的な方法についても触れておきます。

施工例の見学や3Dモデルの活用、内装や外装のカラーシミュレーションを行うことで、完成後の住宅の具体的なイメージを施主と施工会社が共有することができます。建築設計ソフトウェアや、クラウドベースのオンラインシミュレーションツールを活用することで、リアルタイムでイメージを共有・修正することが可能です。

全体的なプロセス

  1. プランニング
    施主の希望やライフスタイルをヒアリングし、基本的なコンセプトを決定する段階です。この段階では、土地選びや予算設定も併せて行います。
  2. 設計段階
    フルオーダーの場合は詳細な設計図を作成し、セミオーダーの場合は基本プランからのカスタマイズを行います。この過程では、3Dモデルやシミュレーションを活用して、完成後の具体的なイメージを共有します。
  3. 許認可取得
    建築確認申請やその他必要な許認可を取得する段階です。これにより、建築計画が法的に適合していることを確認します。
  4. 施工準備
    施工会社との契約を締結し、施工スケジュールを確定させます。また、資材の手配や現場準備もこの段階で行います。
  5. 施工期間
    基礎工事から始まり、順次構造部分、内装、外装、設備の施工を進めます。この期間中は、定期的な現場確認と進捗管理を行い、計画通りに進められているかを確認します.
  6. 完成検査と引き渡し
    施工が完了した後、施工会社と共に最終検査を行い、不具合がないかを確認します。問題がなければ、住宅を施主に引き渡します。
  7. アフターサービス
    引き渡し後は、定期的なメンテナンスや必要な修繕を行います。これにより、長期的に快適で安心して住める住環境を維持します。

フルオーダーとセミオーダーの選択基準

オーダーメイド住宅を選ぶ際には、フルオーダーとセミオーダーのどちらが自分に適しているかを判断する基準がいくつかあります。まず、予算が重要な要素です。フルオーダーは高額な予算を設定でき、細部まで自分好みにカスタマイズしたい場合に適しています。一方、セミオーダーは予算を抑えつつ、ある程度のカスタマイズを希望する場合に適しています。

自由度も選択の基準となります。フルオーダーは設計の自由度が非常に高く、独自性の高い住宅を実現できますが、セミオーダーは基本プランに基づくため、自由度は限定的です。しかし、セミオーダーでも効率的にカスタマイズが可能であり、施主のニーズに応じた住まいを実現することができます。

施工期間も考慮すべきポイントです。フルオーダーは設計から施工まで時間がかかるため、ゆとりを持ったスケジュールが必要です。一方、セミオーダーは比較的短期間で完成するため、早期に住み始めたい場合に適しています。

最後に、専門知識と負担も選択基準となります。フルオーダーは施主が多くの決定を行う必要があり、専門知識が求められるため、専門家のサポートが必要です。セミオーダーは設計プロセスが簡略化されており、施主の負担が比較的少ないです。

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